聖なる過越の三日間 2012年4月5日(木)6日(金)7日(土)

4月5日(聖木曜日)、6日(聖金曜日)、そして7日(聖土曜日)と、イエス・キリストの受難、死、復活という主の過越の出来事を記念した典礼がささげられました。全世界のカトリック教会で同じ典礼がおこなわれており、まさに1年の中で最も豊かでかつ盛大な典礼です。聖木曜日の晩は「主の晩餐の夕べのミサ」を捧げます。また、キリストが十字架上で息を引き取った聖金曜日にはミサは行われませんが、同日晩には過越の途上の出来事としてのキリストの受難と死を思い起こす典礼が行われます。そして聖土曜日の晩は1年のうちで最も盛大にキリストの過越を記念する夜であり、成人の洗礼式が行われます。すでに洗礼を受けて信者となっている人たちも、この洗礼式を通して自らの洗礼を思いおこし、神の子として生きる決意を新たにします。私たち鶴見の小教区共同体にも新しい4名の家族が増えました。神様に感謝です。
一方、東日本大震災の被災者の皆さんをはじめとして多くの方々が世界中で苦しみに直面しています。そのような方々が主の復活の光で照らされ、一日も早く心の平安が与えられます様お祈り申し上げます。